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第八十七回 「糸瓜(へちま)投句公開 (訂正)

一 手拭いに糸瓜くるんで富士詣
二 ピアスの子糸瓜手にしてはにかみぬ
三 糸瓜たわし胸の高鳴り撫でながら
四 瀬戸際にゆらりゆらりと糸瓜かな
五 今日指の節に糸瓜の水の星



※投句済で掲載されていない方はお知らせ下さい。
【選句方法】自作以外でもっとも佳いと思った一句とその評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。選句はオープン参加ですので投句していない方もどうぞ。

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第八十六回 「送り火」 結果発表

体句賞 五点
送り火や子の手のひらに土団子 蘆白

●土団子手からこぼれしゆくかなた 白玉
●感触があり家族の風景がある こより
●祖父母を送る子どものかわいい姿がうかびほほえまし ハハ丸
●しみじみと手のひらを眺めている様子が浮かぶ こまき
●この岸と彼岸のあひだ童たつ 落花生


一点句
空耳は忘れものなり送り火や 落花生

●下五を「や」の感嘆で終わらせない(肚におりず胸になりやすい)というのが定石ですが、上五中七がいいのでとらせていただきました。下五は同季語の「霊送り」でおさめてもよかったと思います。個人的に(一)は好きですが、季語が泳ぎすぎました。 蘆白


一点句
送り火やしとど足濡る裾紮げ こより

●がむしゃらに生きていますか 雪人




九月の兼題 「糸瓜(へちま)」  スマートフォンから投句する
糸瓜はインド原産のウリ科蔓性の一年草で秋に実がなる。
夏から秋、黄色い花が咲き、その後筒型の長い実がなる。
この実が「ヘチマ」。若い実は食用になる。また、腐らせてから皮を洗い流して乾燥させ繊維を切り出したものを たわしに使う。
庶民的な素材で江戸時代から秋の季語といわれている。
糸瓜はヘチマの蔓を切って液をとり、飲むと痰が切れる。
咳をとめるのにもいいとされ、糸瓜の水はとくに十五夜の夜にとるのがいいという俗説があったそうです。




体句の条件①からだ言葉(腹、腰、胸などの身体に関する語句)を入れる。②575の型を守る。③和語(訓読み)を用いる。投句はお一人一句、下記メールフォームにて。〆切は15日。投句公開は20日頃、選句の〆切は月末。結果発表は翌5日頃になります。



第八十六回 「送り火」 投句公開 

一 送り火やしとど足濡る裾紮げ
二 送り火やはらの腑にかがよふ波間
三 送り火や思いもあらた空こがし
四 空耳は忘れものなり送り火や
五 送り火や子の手のひらに土団子
六 送り火や燃えてこの世に手と足と


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第八十五回 「背(当季雑詠)/滴り」 結果発表

体句賞 二点
滴りの染みゆく先にしゃれこうべ 鎹

●語感がポップ。 蘆白
●涼やかです こより

一点句
泣き虫を背負う父あり夏祭 落花生

●「泣き虫」がいいですね。ほほえましい情景よ。いつの世も。 野路子

油照り牛の背骨も溶けそうな 野路子
●ほんまに今年の夏は 雪人

擂り鉢に櫛目熊山滴れり 蘆白
●浮世絵の世界を感じました。 落花生


八月の兼題 「送火」  スマートフォンから投句する
盆の十六日。迎火と同じように、門口で苧殻や麦稈などを焚いて、精霊を送る風習。魂送り。

送り火や廓のうらのくらがりに 瑩風

送り火やよもの山扉は空に満つ 誓子







✿✿✿句集「奔流」出版のお祝い✿✿✿
体句仲間の野路子さんが、なんと句集を出版しました。題名は「奔流」。300句以上の語彙豊かな句がひしめき合っています。重く、実に深い・・・すごいです。一冊1000円。お問い合わせは体句会。是非、ご一読を。

体句会開催のお知らせ
日時:8月17日 16時から21時
場所:横浜稽古場
「天の川」で始まる自作の一句をお持ち下さい。詳しくは白鷹稽古場・紺野まで。




体句の条件①からだ言葉(腹、腰、胸などの身体に関する語句)を入れる。②575の型を守る。③和語(訓読み)を用いる。投句はお一人一句、下記メールフォームにて。〆切は15日。投句公開は20日頃、選句の〆切は月末。結果発表は翌5日頃になります。



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第八十五回 「背(当季雑詠)/滴り」 投句公開 (追加あり)

一 泣き虫を背負う父あり夏祭
二 哀しみや滴るものの幾いくつ
三 白神に苔滴りてうしろ骨
四 擂り鉢に櫛目熊山滴れり
五 夏座敷背にひんやりとふく風や
六 滴りの染みゆく先にしゃれこうべ
七 油照り牛の背骨も溶けそうな

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