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第九十六回 「苔茂る 苔蒼し 苔の花」結果発表

体句賞 二点句

苔深し面ざし浮かぶ声のふる 雪人  
●同じ経験をしました。 盧白
●時を重ねることの美しさや過ごしてきた時間を刻む体のかけがえの無さを滲みじみと感じます。 こまき

苔の花信じることは笑顔なり 盧白
●地味だけどつやつやして美しい苔の花と、安らぎをかもし出すこの笑顔、とても釣り合っていると思いました。野路子
●苔の花のように小さな声で。みんなと一緒に遊ぶ泥ん子 雪人




一点句
あかつきの無口になりぬ苔の花 こより
●朝もやの、シーンとした森の中自分をそこにいざなってくれる句。気持ちがあらわれるようです。 遊謝


汝がまなざしいつも下向き苔の花 野路子
●もの凄くマイナス思考の人のことを詠んでいるようで。いいナと思いました。 落花生


玉落ちて蛙の鼻と苔蒼し  こまき
●季語重なりながら梅雨らしい情景が浮かぶたのしい句だと思いました。
苔の花触れてふっくら掌 おちょこ


腹這いで動かざる虫苔深し 施毛 
●心地佳さからなのか。苔の深さに埋もれているのか。虫になってしまった句。 こより



編集子から

真っ暗闇の中、かすかに灯台の光が見える。そこまでどうやって辿り着けるか全く判らない。もう、どうにもならない処まで来たとき、灯台とわたしの間に蛍が一匹顕れる。しばらくするとその蛍は消えて、二度と姿をあらわすことはない。   

落花生



「三年ですね」
「三年ですね」
「いろいろ、ありましたね」
「色々、ありましたね」
「終われば、はじまりますね」
「そうですね」
「また、はじまりますね」
「その内にね、また始まりますね」


雪人




気がつけばこの場にいました。
なぜ?
わかりません。
俳句へのあこがれ。
ひとりでははじめられませんでした。
ありがとうございました。

身体が発する言葉にのって生きていきたい。



こより










体句の条件①からだ言葉(腹、腰、胸などの身体に関する語句)を入れる。②575の型を守る。③和語(訓読み)を用いる。投句はお一人一句、下記メールフォームにて。〆切は15日。投句公開は20日頃、選句の〆切は月末。結果発表は翌5日頃になります。




第九十六回 「苔茂る 苔蒼し 苔の花」結果発表

第九十六回 「苔茂る 苔蒼し 苔の花」投句公開

一 腹這いで動かざる虫苔深し
ニ 汝がまなざしいつも下向き苔の花
三 苔の花信じることは笑顔なり
四 玉落ちて蛙の鼻と苔蒼し
五 狩人の足跡隠す苔の花
六 苔深し面ざし浮かぶ声のふる
七 あかつきの無口になりぬ苔の花
八 言霊の住む森の手帳苔深し


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【選句方法】自作以外でもっとも佳いと思った一句とその評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。選句はオープン参加ですので投句していない方もどうぞ。

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第九十五回 「跣足」結果発表

体句賞 三点句
跣足の子田んぼの匂い寝床まで 野路子
●子供も無邪気さやおもいきり遊んでる様子が伝わる、爽やかで可愛らしい句だと思います。 こつぶ
●ほっとします、それがとてもありがたいです。雪人
●昔の思い出でしょうか、匂いは記憶を呼び覚ましますね。 盧白


二点句
跣足より瑠璃色の玉転れり 盧白

●足跡の小判のごとく輝けリ 落花生
●視野が広がる感じがして気持ちがよいです。 こより

綱渡り跣の上にある全て 落花生
●改めてこの足のありがたみを実感します。こまき
●ドキッとしました。自分も綱の上にいるような恐怖感に襲われます。「はだし」は夏の季語だから、いわゆる俳句では夏らしさが感じられることがポイントでしょうが、これは無季の句としていいのではないでしょうか。「跣の先」とした方がより臨場感が出るのではと思いました。 野路子

ぬかるみに形忘れる跣足かな 旋毛
●行き場のない所に入ってしまい、自分でありながら自分でない感情にまよってしまう 白ゆり
●記憶がある 楽しい記憶 コテツ


一点句
ビーサンに裸足で告げるさようなら サングラス

●いい句ばっかりで。白き砂浜青き空、まっさらの海美しきかな。
七、四、一、二迷います。 空

裏腹な跣足の裏の路地の奥 しをり
●うらうらの言葉の運びがよい 藍

鐘三つ跣足は伸びる万華鏡 雪人
●昼下がりの光。夕方に向かうひかりのあやしくキラキラした時間、好きなもの。山吹


六月の兼題 −苔茂る 苔蒼し 苔の花

梅雨の雨をたっぷりと吸って苔が青々と茂る。
陰気な湿気を好む植物ではあるが、苔寺といわれる京都の西芳寺のそれは息をのむほどに美しい。

朽ち果てし大松の下に苔茂る 篠田純子




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第九十五回 「跣足」投句公開

一 跣足より瑠璃色の玉転がれり
ニ 綱渡り跣の上にある全て
三 ビーサンに裸足で告げるさようなら
四 うらはらな跣足の裏の路地の奥
五 ぬかるみに形忘れる跣足かな
六 跣足の子田んぼの匂い寝床まで
七 みどりの手跣足を掴み笑む赤子
八 川あかりこごみあわせる跣足かな
九 鐘三つ跣足は伸びる万華鏡

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【選句方法】自作以外でもっとも佳いと思った一句とその評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。選句はオープン参加ですので投句していない方もどうぞ。

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第九十四回 「藤」 結果発表

体句賞 四点句
白藤の揺れる重たき口開けば 野路子
●人は詩を藤は風産む里清ら 盧白
●つぎに生まれるものを祝って 雪人
●行く道にある足跡思ふ 落花生
●(選評なし) すみ


二点句
同じ血の蔓に流るる藤の棚 旋毛

●つたの複雑なからみが人間の血管を想像させ、生命の力強さに似てる 白ゆり
●ズバーっとしたスピード感が好きです。春の終わりの重たさも感じられました。藤の蔓におおわれ、花がみっちりとついて棚がかしいでる様子と読みました。 百蔵

藤の花手が透き通るころの唄 しをり
●これだけクサくなかった。 わだいこさんたすきとうし
●(選評なし)いととん
○(選評のみ)還暦近くで慣れない調理の仕事に就き、手を使いつくしてもう透き通ってしまうかも……疲れるとふじの花は一層美しいと感じます。 百蔵


一点句
山藤や真白き器宵の口 雪人

●真白き器にはなにが盛られるのでしょうね こより
○(選評のみ) 静かな時間を感じます、山藤はこの季節の宵の色だなぁと。重たい春の終わりではなく、初夏のかすかなつめたさ、雰囲気。百蔵

安達太良山の乳首由々しき藤の花 蘆白
●雄大な安達太良山と風雅な藤の花が目の前に広がってきます。 野路子

伏し目がちゆるりゆるりと藤の花 こより
●橋渡る髪にゆれるや十三参り 白玉



五月の兼題 − 跣足(はだし)
素足で踏む土の感触は快い

こそばゆく砂に下り立つ跣足かな 草城

肥後の子は跣足に天が下 占魚


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