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第九十一回 「富士」 投句公開 (追加あり)

一 富士背負う凧凧凧と連なりて
二 初富士や口あけたふたりの明方
三 四股踏めば轟く富士の笑い声
四 子持ち富士長らく皹と付き合ふて
五 目をあつめ初日なりけり富士の肩
六 さえざえと汝が富士額抱きけり
七 不二山のごと艶やかに嚏かな
八 富士を背に登る月みる春浅し
九 右はぎに富士ながむるる春支度


※投句済で掲載されていない方はお知らせ下さい。
【選句方法】自作以外でもっとも佳いと思った一句とその評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。選句はオープン参加ですので投句していない方もどうぞ。

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第九十回「根深汁/葱汁」結果発表(追加あり)

体句賞 四点
うなじややおとなびぬ子よ根深汁 野路子

●からだからナマの感覚が湧いてきます。 蘆白
●言葉なくとも伝わる不思議 雪人
●子どもの成長の様子がよくわかり、根深汁により それを温かく見守る様子もよくわかる。
一も思わぬところに目線が行 き佳い。 猪
●心地佳くめぐる音。身体がじんわりあったまります。 こより

三点句
仮の宿ひざつき合わせ根深汁 こより

●逃亡の句 組長
●私好み。ぴったり。 白玉
●根深汁をすすりながら、あなたも私も仮の世に生きているんだな、という感慨にひたっています。
こんな情景に深く共感します。他の汁物ではだめ。根深汁でなくては。 野路子

二点句
風邪こわや喉に葱巻き根深汁 こまき

●様子が素直によくわかる。 ハハ丸
●念には念を。 輪人


一点句
根深汁母蝙蝠の乳張りて 蘆白

●根深汁の滋味は、母子の繋がりを思い起こさせます。 落花生


ねぶか汁はらおさまりてここち佳(あ)し 白玉

●お腹が温まり ほんのりとした葱の甘みが思い起こされました。 こまき


よそ者の髭も潤す根深汁 旋毛

●まさに厳冬 山小屋に集う人々達。一杯のねぶか汁が腹にしみ入る。 白ゆり


一月兼題
当季雑詠 、ただし「富士」を詠むこと。



体句の条件①からだ言葉(腹、腰、胸などの身体に関する語句)を入れる。②575の型を守る。③和語(訓読み)を用いる。投句はお一人一句、下記メールフォームにて。〆切は15日。投句公開は20日頃、選句の〆切は月末。結果発表は翌5日頃になります。


第九十回 「根深汁/葱汁」投句公開

一  よそ者の髭も潤す根深汁
二  懐に子も孫もいる根深汁
三  根深汁母蝙蝠の乳張りて
四  蕪汁の魔除のごとく喉通り
五  風邪こわや喉に葱巻き根深汁
六  ねぶか汁はらおさまりてここち佳(あ)し
七  うなじややおとなびぬ子よ根深汁
八  臍の緒を通りて届く根深汁
九  仮の宿ひざつき合わせ根深汁
十  根深汁ふざけ合うては頰よせる



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【選句方法】自作以外でもっとも佳いと思った一句とその評を、右の投稿フォームにてお送りください。〆切は月末です。選句はオープン参加ですので投句していない方もどうぞ。

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第八十九回 「今朝の冬/冬めく」  結果発表


体句賞 三点
今朝の冬にこ毛の猫をふところに 野路子

●にこ毛という言葉を使えるということ、尊敬します。 蘆白
●拾いねこ車の音にむねにきずあと 懐かしいです。 白玉
●この言葉の丸み温かさ、歩いて行こうと思えます。 雪人

二点句
白湯旨し喉に染み入る今朝の冬 ござる

●実感です。喉の下のもろもろの管にも染み入ります。 野路子
●さっぱりとしながら、冬に臨む心意気を感じる、気持ちのよい一句。 落花生

船よせる水底覗く背今朝の冬 雪人
●上から下にスーッと腰に落ちていく感じがしました。 まるねこ
●水底に何をみているのか、誰の背なのか。色々な想像が膨らみます。 こまき


一点句
身ぶるいや昼はTシャツ今朝の冬 白玉

●テンポが佳い。 こより

陽まなざす処はひとつ今朝の冬 落花生
●冬の陽のかけがえのない暖かさを詠んだ句。 組長

冬めきて湯船に浮かぶ禿頭 旋毛
●東北の田舎の熱ーい温泉に行きたくなりました。 ござる

冬めくや焼き明太子爆ぜて頬 蘆白
●プチプチと弾けんばかりの香ばしい明太子
 真赤な少女の頬が初冬と重なりました。 白ゆり




十二月の兼題 「根深汁」または「葱汁」  スマートフォンから投句する

葱を主な具とした味噌汁
よく煮えた葱もさることながら、半煮えのぬめりのある葱もよい。身体を内側から温めてくれる食べ物。

子を産んで白き指の根深汁 富沢統一郎
老夫婦いたわり合いて根深汁 高浜虚子
あらためて妻のあること根深汁 市橋一男




体句会開催のお知らせ
日時:12月14日(金) 16時から21時
場所:横浜稽古場
「河豚(ふぐ)」で自作の一句をお持ち下さい。





体句の条件①からだ言葉(腹、腰、胸などの身体に関する語句)を入れる。②575の型を守る。③和語(訓読み)を用いる。投句はお一人一句、下記メールフォームにて。〆切は15日。投句公開は20日頃、選句の〆切は月末。結果発表は翌5日頃になります。



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第八十九回 「今朝の冬/冬めく」  投句公開(追加訂正あり)

一  冬めくやだだこねる子の透ける頬
二  白湯旨し喉に染み入る今朝の冬
三  今朝の冬こめかみ厚くなりにけり
四  身ぶるいや昼はTシャツ今朝の冬
五  陽まなざす処はひとつ今朝の冬
六  今朝の冬にこ毛の猫をふところに
七  冬めきて湯船に浮かぶ禿頭
八  眼差しは狂四郎なり冬めける
九  足元に灯り冬めく城下町
十  船よせる水底覗く背今朝の冬
十一 冬めくや焼き明太子爆ぜて頬





体句会開催のお知らせ
日時:12月14日(金) 16時から21時
場所:横浜稽古場
「河豚(ふぐ)」で自作の一句をお持ち下さい。



※投句済で掲載されていない方はお知らせ下さい。
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